PodmanでRosettaを使う

Red Hatでソリューションアーキテクトをしている田中司恩(@tnk4on)です。 Podman v5.1.0がリリースされました! github.com リリースノートの先頭にあるRosettaのサポートは私がPull Requestを書いて機能を実装したものです。 github.com 本記事ではこの「Po…

RHEL, OpenShiftのFIPS準拠モード

Red Hatの織です。RHELとOpenShiftをFIPS準拠モードについて解説する記事... に見せかけて、Red HatがGoアプリケーションをFIPS対応するためにGo言語ツールチェインを改造していることについて調べた話です。 zenn.dev

Debezium JDBC Sink Connector を使ってみる

レッドハットのソリューションアーキテクトの森です。 Red Hat build of Debezium 2.5.4 が先日リリースされました。 Debezium を使うと、データベース内のデータやスキーマの変更をチェンジイベントとして取得し、AMQ Streams(Apache Kafka)のトピックに格…

Podman AI Labを使用してローカルでLLMを動かしてみる

ソリューションアーキテクトの瀬戸です。 左を見ても右を見てもAIと言われている今日この頃、ChatGPTなどのサービスを動かしている方々がほとんどではないかと思います。 その中でLLMは別にクラウドじゃないと動かないわけではなく、ローカルで動かすことも…

Event-Driven Ansible + Zabbix で実現する障害対応の自動化

皆様はEvent-Driven Ansible(以下EDA)をご存知でしょうか?通常のAnsibleでは人がPlaybookをコマンドラインやAutomation Controllerから実行します。一方で、EDAでは他のソフトウェア(監視システム等)からメッセージを受取り、そのメッセージの内容に応じ…

JBoss EAP 8.0 が OpenShift上へのデプロイをいかに簡単にするか

Red Hat のソリューションアーキテクトの瀬戸です。 この記事はRed Hat Developerのブログ記事How JBoss EAP 8.0 makes deployment on OpenShift easier | Red Hat Developerを許可をうけて翻訳したものです。 最近リリースされたRed Hat JBoss Enterprise A…

Image mode for Red Hat Enterprise Linuxの中身を見てみる

Red Hatの織です。Red Hat Summit 2024で発表されたImage mode for Red Hat Enterprise Linuxの仕組みについて調べた内容を、下記にまとめました。 zenn.dev

【令和6年最新版】JBoss EAP 7.4からJBoss EAP 8.0への移行

画像提供:もりわかさん OpenShift SSA の瀬戸です。 JBoss EAP 8がリリースされてから4ヶ月がたちました。8.0.1パッチも提供され、そろそろ移行をお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。 以前、JBoss EAP 7.x から JBoss EAP 8-Beta への移行方法…

遅いシステムはエネルギー効率が良いかも?RHELを使って測定してみよう!

こんにちは、レッドハットサポートのクリスです。この記事の英語版があります。 前回の記事の続きになります。今回も、システム2台があります: 測定用の制御システム 消費電力を測定しながらワークロードを実行するシスU(System Under Test, SUT) SUTはpmc…

Red Hat Buld of Apache Camel 4 向け開発ツール(VSCode Extension Pack for Apache Camel by Red Hat)

Red Hat の古市です。 今後主力製品としてサポートされる Red Hat Build of Apache Camel 4.x 向け開発ツールを、こちらのブログでご紹介しています。ツールの概要と簡単な使い方、最後にフィードバック方法について順に記載していますので、ぜひご覧くださ…

crypto-policiesは徐々に拡張されている話

RHEL 8ではcrypto-policiesが重要な役割を担っています。この記事では、crypto-policiesの基本概念とその進化について解説します。RHEL 8.0からの初期設定から始まり、RHEL 8.2で導入されたポリシー言語によるカスタマイズ、そしてRHEL 8.5で可能となった特…

OpenShiftの再現環境作成のコツ - 第3回 ランタイムイメージの利用

OpenShiftの再現環境作成のコツ - 第3回 ランタイムイメージの利用 こんにちは、Red Hat Partner Technical Account Managerのイアンです。 シリーズの前回では、ローカルのソースコードをビルドし、OpenShiftにデプロイする方法を紹介しました。 しかし、ビ…

OpenShiftの再現環境作成のコツ - 第2回 一からビルド

OpenShiftの再現環境作成のコツ - 第2回 こんにちは、Red Hat Partner Technical Account Managerのイアンです。 シリーズの前回では、JBoss EAP Quickstartsを使ってOpenShiftへのサンプルアプリのデプロイと修正方法を説明しました。 また、JBoss EAP Open…

OpenShiftの再現環境作成のコツ - 第1回 Quickstarts紹介

こんにちは、Red Hat Partner Technical Account Managerのイアンです。 サポートケース対応の中では、お客様が遭遇している事象を再現するためのサンプルアプリを自前で作ることが多いです。 ミドルウェア単体の問題であれば、Red Hat Customer Portalから…

Migration Toolkit for Applicationsを使って組織のシステムのクラウドへの移行を促進させる 3. 使用(アセスメント)編

OpenShift AppDev SSAの瀬戸です。 Migration Toolkit for Applications(以下MTA)という製品をご存知でしょうか?Red Hatが出している静的解析ツールで、古いバージョンのJBoss EAPやOpenJDKなどのミドルウェアで動いているアプリケーションを最新のミドルウ…

* 各記事は著者の見解によるものでありその所属組織を代表する公式なものではありません。その内容については非公式見解を含みます。