最近使い始めたLogseqという「アウトライナー&ネットワーク型ノート」が大変気に入って、現在「ObsidianとLogseqを両方併用して使う」という方法を実践するようになりました。Logseqそれぞれのツールにはそれぞれ便利なことがあるので、得意なことは得意なツールに任せるというのはごく普通のことなんですが、ここでいう「併用」はObsidianもLogseqも同じフォルダで、同じファイルを使うという併用の仕方。どっちかでファイルを編集するだけで、両方のツールに影響を及ぼす編集ができる。これによって、それぞれのツールが得意なところに特化させつつ、なおかつどっちのツールからでも「すべてのノート」を参照できるというのが強みです。併用のデメリットがないわけではありませんが、今のところは便利なことのほうが多いです。ざっと、どういう方法を使って、どういう併用を行っているのかまとめてみたいと思います。なお、わかりやすさのために今回、これ以降は常体で記述します。全体概観まず大ざっぱに、それぞれのツールを主にどういう用途で使うのか。Obsidian「ノート」を整理するツールとして使う。自分自身の成果物は「文章」だと考えているので、文章の形で自分の成...
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今回の記事は、ナレッジスタックに書いた3回分の「タグ」についての記事を一つにまとめたものです。 ナレッジスタックでは毎週こういった記事を配信しているので、気になる方は是非無料のニュースレターの登録を! →ナレッジスタック | goryugo | Substack 最近、Obsidianでのタグ運用(主に名付け)を見直し、なかなかにいい感じに利用できるようになってきました。 Obsidianのタグ運用はSpaced Repetitionプラグインに大きく依存しているのですが、このツールの使い方などを含めて、ごりゅごのObsidianでのタグ運用ルールというのをまとめてみたいと思います。 タグの種類はできるだけ少なくする まず、Obsidianでのタグ運用は「使う種類を少なくする」というのを基本ルールにしています。...
Apr 2022
先日Podcastで話した、最近お気に入りのちょっと変わった充電関連のガジェットたちについてまとめます。 707 最近お気に入りのちょっと変わった充電関連のガジェットたち by ごりゅごcast わりと自分の変なもの好き心をくすぐる充電グッズたちでありつつ、実際どれもなかなかに役立つものばかりで、これらのおかげで以前と比べて「充電」という行為の感覚はかなり変化しました。 結局充電と言う行為は「充電するものに合わせて」「形が違うケーブルが必要」というごく当たり前なことに加えて、なにをどこで充電するのか、というのが一意に定まらないところがめんどくさいところ。 そういうめんどくささを一定程度解決してくれるのが、以下で紹介するものたちです。 3in1の巻き取り式充電ケーブル 片方が「でかいUSB端子」で、反対側が「ライトニング」「micro...
Mar 2022
Obsidianに読書メモを便利に残すために、Amazonの書誌情報(自分にとって必要な部分)をわりと簡単にコピペできるようにするブックマークレットを作りました。 こんな感じで動作します。(ブックマークレット発動で、説明文のところをコピペしやすい書誌情報フィールドに変換) 概要・特徴 javascriptで動作するブックマークレットです。表示されてるページの中身を読み取って、AmazonのAPIを使わないのシンプルなものですが、その分できることが限られていたり、Amazonのページが変化すると動かなくなることがあります。また、現状は書籍 or Kindleカテゴリのページでしか動作しません。 この手のサービスは大抵、別のページに移動して、そこでコピペ用のコードが出る、というパターンが多いんですが、javascriptを使って直接Amazonの書籍概要欄にソースを表示するのが特徴です。(ブックマークレット起動でクリップボードにソースを貼り付けることもできそうだけど、そういういろんな機能は未完成。見た目的に今の形の方が「おっ!」てなりやすいから、この段階で公開)...
Mar 2022
Kindle Unlimitedで始める哲学入門ブックカタリストをはじめて一番の大きな変化は「哲学」というものに興味が出てきたことでした。1年前は、正直何もかも全然わからん、というレベルだったんですが、色々な入門書を読んで、おぼろげながら「哲学」という分野の全体像がつかめてきたような気がします。その際に、Kindle Unlimitedで読める本がわりと役に立ったりしたので、今回はKindle Unlimitedで読める自分がよいと思った哲学入門書をまとめてみたいと思います。ここで紹介している本の一部は、本格派の人にはあまりにも軽すぎる本もあったりしますが、個人的には哲学というやつは「簡単すぎてアホくさい」「説明が大ざっぱすぎるくらい短い」というレベルのものから読んでいくのが入門のコツだと感じます。(挫折せず読み切れることが重要)なのでここで並んでいるのはオススメ順ではなく「オススメの読む順番」でまとめています。なお、一部のKindle...
Mar 2022
Obsidian Mobileにもライブプレビュー機能が追加されたことや、Excalidrawプラグインが使いやすくなってきたことで、Obsidianに手書きメモを追加することが現実的になってきました。 参考: Obsidian GitHub – zsviczian/obsidian-excalidraw-plugin: A plugin to edit and view Excalidraw drawings in Obsidian Obsidianは手書きメモツールになるのか? iPadのObsidianにもアップデートによりライブプレビュー機能が付きました。 今までだったらプレビュー画面に切り替えないと表示されなかった画像ファイルが、エディタ画面でも表示できるようになったのです。...
Mar 2022
おうち仕事を効率化する デジタル超整理術という本に、ごりゅご含め我が家の家族3人の写真付きインタビューを掲載いただきました。 4年ほど前にも同じシリーズで掲載いただいたことがあったんですが、そこから時間が経って、いろんなものがたくさん変わりました。 もっとちょびっとかと思ってたら4ページにわたっていろんなことを載せていただき、息子も雑誌に自分の写真が掲載されて大変うれしそうにしております。 デジタル超整理術、という本なので、もちろん電子版もありますので、気になる形は書店、Amazonなどでお手に取っていただけましたら幸いです。 おうち仕事を効率化する デジタル超整理術 (PEACSムック)
Feb 2022
jMatsuzakiさんが最近ブログに書いているZettelkastenの記事が大変参考になっています。 Zettelkasten(ツェッテルカステン)に保存する対象は徹底的に絞る | jMatsuzaki Zettelkasten(ツェッテルカステン)で使うノートの種類と構成まとめ | jMatsuzaki これ以前の記事にも参考になる記事はいっぱいあって、何度も見返したりしていたりするんですが、今回はZettelkasten(ツェッテルカステン)で使うノートの種類と構成まとめという記事が大変興味深かったのと同時に、自分がやっている方法と大きく異なっていたので、ここで自分なりのやり方をブログにまとめてみようかと思った次第です。 1つの方法論について「多様なやり方が存在する」というのは大変重要なことだと思うので、どちらが正しいとかそういうことではなく、自分は今こう考えてやっている、という方法。どういう感じで自分の「ナレッジベース」にノートを整理しているか、についてまとめてみたいと思います。(ほとんどObsidianだけで完結する)...
Feb 2022
おもしろかった本について語るPodcastブックカタリストをはじめて1年と少しが経過しました。ちょうど1年が経った去年の10月くらいから「読書モード」が加速し、読む本の量は加速して、Kindle PWも新しいモデルを手に入れたりしています。気がつけば最近は毎日Kindleの日替わりセールをチェックしているんですが、今回は2月の月替わりセールでよい本、よさそうな本をピックアップしてみたいと思います。Kindle 月額セール オススメ積読こそが完全な読書術である執筆時価格:¥935Amazon.co.jp去年の中ごろから、興味がある本が増えすぎてもう全然本を読む時間が足りない、となったときに救いになった本。大きな元ネタはピエール・バイヤールの読んでいない本について堂々と語る方法 だが、個人的には『積読〜』の方が得られるものが多かった。いろいろな読書の本を紹介しつつ読書について考える、という面白いスタイルで「早く読む」と「遅く読む」を突き詰めていくと、どちらも最後にたどり着くのは「読まない」になるという話が最高。(前半しっかり読んだ)教養の書執筆時価格:¥1,056Amazon.co.jp今現在戸田山さんの『哲学入門』を感動しながら読んでる...
Feb 2022
自動焙煎機を買った、というのをPodcastで話したら、ジュン先生(ごりゅごにコーヒー焙煎のきっかけを与えてくれた人)から「次はコーヒーの微粉取りをする時だ」というアドバイスをいただきました。せっかくそれなりにお高い焙煎機を買ったので、3年ぶりにもう一度「おいしいコーヒー」を追求しようと決意。「手挽きのミル」「微粉取り」の2つにも手を出してみたら、コーヒーがものすごくすっきりした「俺好み」の味になって、非常に満足感が高いです。手挽きミルで「細かすぎないコーヒー豆」を作るこれまで我が家でコーヒー豆を挽くのに使っていたのは「マジックブレット」というもの。(かつてテレビショッピングでよく見かけたやつ。もらいもの)マジックブレット デラックス MGTXH-AM【正規品】こいつをもらって、なんとなーくコーヒー豆を挽く専用の道具としていたんですが、なにぶん電動の「ミキサー」なので、なんとなく豆を挽くと、挽いた豆の粒度がばらばら。時間が短いと豆はまだ全然挽けてないし、時間が長すぎるともう「挽いた豆」じゃなくて「粉になった豆」みたいな感じ。なんとなーく不満はあったんですが、コーヒーミルのことをよく知らなさすぎて、怠惰に同じものを使い続けていた状態でし...
Dec 2021
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