不二精機は6月、新しい酢合わせ機「SUW4」を開発、上市した。新技術の「浮かし切り（Fling Mix）」でムラなくさらりと細かなシャリ切りを実現した。脱着部品はすべて樹脂化し、テフロンレスと軽量化で清掃を楽にした。フタ自動開閉方式を採用し、シャリ自動排出機能も有する。厨房設置も可能な業界最小のコンパクト設計。

　北海製罐は来年1月をめどに次世代型スタンディングパウチ（SP）容器「ブリックパウチ」を上市する。スペインで生まれた同容器はメーカーとユーザー双方のユーザビリティーを追求した新容器で機能性と美粧性に優れる。「ブリックパウチ」は製袋から充填（じゅうてん）まで一貫して行え、1号機は主にトイレタリー製品向けにホッカングループのコスメサイエンスに設置の予定。2号機以降は飲料・食品向けを検討中だ。

　●高精度な回収が可能に　芝浦工業大学工学部機械工学科の佐伯暢人（まさと）教授は、カップ麺などに用いられる乾燥キャベツや乾燥レタスの出荷前選別工程で、異物混入を防ぐための新たな静電選別装置「回転輸送型静電選別装置」をエコー（静岡県焼津市/食品製造機械メーカー）と共同開発した。　傾斜し回転する円筒形で、異物が食品のどの位置に付着しても、精度の高い回収を可能にする静電選別装置の開発はこれが初めて。

　亀田製菓は6日、「50g たねバル〈めんたいチーズ味〉（写真）、〈黒胡椒チーズ味〉」をリニューアル発売する。「たねバル」は、ひとくちサイズでワインと一緒におしゃれにつまめる「1粒ずつつまんで食べたい」という女性のリクエストに応え、「亀田の柿の種」ブランドで展開する大きいサイズの新タイプの柿の種。14年8月に発売し、好評を得ている。

　【関西】ダイドードリンコは6月25日、月次販売状況（単体/数量ベース、前年比）を発表した。

　【関西】日本政策金融公庫（日本公庫）大阪支店中小企業営一事業は、ネットエイジに資本性ローン（挑戦支援資本強化特例制度）を適用し、6月19日付で、融資を実施した。　ネットエイジは、モバイルWi-Fiルーターのレンタル事業を展開しており、インバウンド需要などの取り込みを目的に、このほど大阪事務所を開設した。日本公庫の今回の融資は、それに伴う必要な運転資金などを供給したもの。