Chikirinの日記

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自民党総裁選 候補者の演説まとめ

今日行われた自民党総裁選の立候補者による立ち会い演説会がなかなか面白かったので、内容をまとめておきます。以下、演説は届け出順で各 20分。黒字は演説骨子で、赤字はちきりんの解釈&感想です。 <石破茂氏>1.政治家とは? 自民党とは? ・政治家がやるべきことはただひとつ。勇気と真心をもって真実を語ること ・自民党は、勇気をもって自由闊達に真実を語る政党でなければならない。 ・国会を公正に運営し、あらゆる人に公平な政策をつくる政党でなければならない。→ すべて安倍政権への批判ですね。仲のよい人に便益を図り、国会で質問されても真実を語らず、反対意見を封殺するような政権であった、と言いたいのだと思います。2.民主主義は変節した ・100年前、戦争に反対した人はみな粛正された。 ・権力と癒着したメディアは戦争を煽り、予算を減らされたくない軍部が暴走した。...

カラフルファミリー 感想

NHKのドキュメンタリー「カラフルファミリー」という番組がとてもおもしろかった(考えさせられた)ので、忘れないうちに感想を書いておきます。番組概要は下記にありますが、 www6.nhk.or.jp トランスジェンダーの(女性の体で生まれたけど男性だった。ので、今は男性として生活している)文野(ふみの)さんと、彼のパートナーである女性が子供を持ちたいと考え、いろんな方法を熟慮検討した結果、文野さんの 10年来の親友でもあり、ゲイでもある男性の権ちゃん(ごんちゃん)から精子提供を受けて、文野さんのパートナー女性が妊娠、出産。関わり方の濃淡はあるけど3人で子育てを始めている、という実話の取材番組でした。以下、視聴した感想をまとめておくと 少子化が問題だと言うなら、子供を産みたい人が産めるよう環境整備したらいいのに...

インバウンド観光業界の苦しさ要因まとめ

新型コロナの感染で海外からの観光客がストップして数ヶ月。昨年 3188万人も来ていた観光客は、2月には半減、4月からは「ほぼゼロ」となっています。 ・訪日外国人動向2020 - 観光統計 - JTB総合研究所今日はこの「インバウンド観光業」が(通常の観光業に比べても遙かに)大変な状況になっている、その要因について書いてみたいと思います。 1.大きな投資をしたばかりだった インバウンド観光業者の中には、「昨年、大きな投資をしたばかりだった」というところがものすごく多いんです。なぜなら、インバウンド観光が盛り上がってきたのは、ここ数年のことだから。海外からの観光客が 1000万人を超えたのは 2013年、2000万人を超えたのが 2016年、3000万人を超えたのは...

Go to キャンペーン大混乱について

新型コロナで大打撃を受けている観光業界を支援するため政府が計画した「Go to キャンペーン」今月22日からの旅行の宿泊費に関して、最大35%を支援すると発表したのが、たかだか一週間前。なのに突然「東京在住者には不適用」「東京発着の旅行も不適用」、かつ「高齢者や若者の団体旅行、大人数の宴会は避けるように」とか言い出して、旅行会社は大混乱。関東圏の観光地の旅館では「昨日と今日で200件の予約キャンセルが発生。その半分近くが今月の予約(なので、今から埋めるのはもはや不可能)」という状態らしく、「これって何を目的としたイジメ?」って感じです。私はこのブログを「12歳のときの自分に、リアルな社会の仕組みを教えるため」に書いているのですが、今回の Go to キャンペーンを巡る混乱については「12歳だと理解できないかな?」と思えることも多いので、いくつか説明しておきたいと思います。...

大規模水害リスト

50人以上の死者がでるなど、規模の大きな水害(大雨、台風、氾濫・洪水など)だけのリストを探してみたのだけど、見つからないので、自分で記録することにしました。数字は 下記をwikipedia やニュースから拾ってきてます。 ・継続中の災害については 死者+心肺停止者数 ・過去の災害については、死者+行方不明者数 令和2年(2020年)7月 熊本九州豪雨 72人(現在進行中の災害)   ↑ (1年) 令和元年(2019年)10月 台風19号 関東甲信越中心 94人   ↑ (1年) 平成30年(2018年)7月 西日本豪雨 271人   ↑ (4年)...

無理して大学進学しても報われないわけ

この前ある本を読んで、「なんで最近は、大学を卒業しても正社員になれないんだろう?」「今でも多くの人が『教育投資は報われる!』と信じているけど、だったら奨学金の返済に苦労する人がなんでこんな多いの?」ってことの理由がようやく理解できました。下記の表は、日本の近代化が始まった明治維新から戦後までの「仕事の割合」と「学歴の割合」を対比したイメージ図で、左側の三角形が仕事の割合、右側の三角形が学歴の割合を表しています。図1:明治維新から戦後まで左側、一番上の水色のところは、社会の司令塔として働いている人たち。明治維新直後でいえば、官吏(高級官僚)であったり、新日鉄などの官営企業、もしくは三井、三菱、住友など、財閥系を中心とした大企業の基幹職として働く人が、水色部分にあたります。彼らは帝国大学(旧帝大)や早稲田や慶応など、数少ない一流大学を卒業しており、超のつくエリート。人数も極めて限られており、給与もかなり高かったようです。なにより「洋行」(海外への視察出張)などという、一般人にはありえないような経験を、仕事を通して得られる人たちでした。その下のピンクの層の人たちは、そういった企業や公的部門で働く事務スタッフ。彼らは大学を出ていません。この頃...

ほんとに(企業を中抜きして)国に直接、助けてほしい?

今回、新型コロナ禍対策がもっとも「届いてない」のが、企業に非正規として雇われていた人ではないでしょうか。ざっくり言えば、働いている人は、以下の 4形態に分れます。 1)正社員 2)非正規雇用(パート、アルバイト、派遣など) 3)自営業の事業家 4)自営業のフリーランス大きく分けると、1と2は「会社に雇われている人」で、3と4は「雇われていない人」(雇われずに働いている人)です。 経済危機のとき、1の人はもっとも痛手が少ない。せいぜいボーナスが減る程度でしょう。3,4の人も(もちろん)大変なんですが、今回、政府はフリーランス向けや小規模事業者へのかなり大胆な救済策を打ち出しています。3の人は 200万円の持続化給付金に加えて休業補償や家賃補助もあり、無利子無担保の融資も受けられます。4の人にも100万円の給付金が既に支払われはじめてる。でも雇い止めに遭った2の人にはほとんど支援がありません。ようやく決まった「新型コロナウイルス感染症対応休業支援金」は非正規雇用も対象のようですが、給付はまだ当面先です。突然、派遣契約を打ち切られ、収入だけでなく家まで失った人も多いのに、とりあえず...

家を買う前に必ず読むべき本

日本ではもうすぐ(今年もまた!)大雨の季節がやってきます。日本の災害と言えば以前は地震や津波でしたが、最近は大雨による土砂崩れ、川の氾濫、低地の内水氾濫と、大規模な水害が毎年のように起きています。しかも、日本全国で。山あいや川沿いの里山地区だけでなく、新幹線の駅に近いような新興住宅地や、東京の川沿いに建つ億ションでさえ大きな水害のリスクがあるなんて、「聞いてねえよ!」って感じですよね。そういえばもともと海や川だった埋め立て地にたつ住宅では、液状化のリスクもよく知られ始めました。★★★これまで私も含め多くの人は「家を買う」とき、「立地と値段」くらいしか考えてきませんでした。でもこれからは、「ここに不動産を買って大丈夫なのか?」という視点もとても大事になります。そんなとき、土壌や地形に関する専門知識がない一般人にもわかりやすく「家の立地にはどんなリスクがあるのか」「何をどう調べれば良いのか」を詳しく説明してくれる本に出会いました。この本です。...

新型コロナ対策に思うこと(まとめ)

新型コロナについてはツイッターでよくつぶやいているのですが、今日は「多くの人の、意見が分れがちな論点」について、私の考えをまとめておきたいと思います 1.外出自粛は正しかったのか? 間違いなく「正しかった」と思います。欧米では日本より遙かに厳しい外出制限が行われたのに、なかなか死者も感染者数も減りませんでした。 なので「経済や社会生活に大きな被害を出してまで外出制限すべきなの?」と感じたこともありました。でも今ははっきり断言できます。ワクチンも免疫も治療薬もない感染症に関して、これ以上に有効な策はないと。東京や大阪はじめ、全国の感染者数は、街や観光地に遊びにでる人が減っていらい、急速に減少しました。政府や専門家のいう「 2週間」よりは少し潜伏期間(リードタイム)が長いようには思いますが、効果があったことは明白です。なので、今後また新型コロナであれ、それ以外の感染症であれ「オーバーシュートの危機」がやってきたときには、間違いなく今回と同じ方策がとられると思いますし、私も「そうするべき」と思います。...

新型コロナ関係のデマ(記録)

先日も更新型エントリを書きましたが、こちらも同じく更新型です。感染症が世界に拡がり、多くの人が不安を強めています。その不安に乗じてデマを流し、社会を混乱させようとする人がいます。関東大震災が起きたときにも、「朝鮮人が日本人を襲っている」というデマが流れ、それを信じた日本人が、無関係な近所の朝鮮人に暴行を働くという事件があちこちで起こりました。   ↓ja.wikipedia.org「社会が混乱したときには、どんなデマが流れるものなのか」、事前に理解しておくと、デマに負けない社会になるため(少しは)役立つんじゃないかと思ったので、このエントリでは新型コロナに関して流れたデマのうち、多くの人が騙された(信じてしまった)ものを記録しておきます。 デマその1 トイレットペーパー騒ぎ 2020年2月末ごろ...

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