kurakenyaの日記
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いただき女子(を擁護する人)は好きか?

こんにちは。   「いただき女子は、法に触れていない」とボクが主張すれば、なにかボクが非道徳的な人間であるかのような気がするだろう。人は、「不合理でも道徳的な悪を罰するべきだ」と主張する人は、おそらくそれほど道徳的なのだろうと考えるからだ。つまり、道徳性という倫理判断の思い込みが強ければ強いほど、無理にでもそれを犯罪にしたがるのだという人間心理のあり方を踏まえた判断なのだ。   おそらくこれは正しい。中世のアクィナスなどの哲学者からマルクス、さらに現代に至るまで、多くの経済学者たちは「自然な価格」とは「市場での価格」ではなくて、むしろ生産に投入した労働量などだと主張してきた。まあ、大体はあっているのだが、厳密には一致しないことも多い。   いただき女子を批判するのは非合理的だが、そういった批判を肯定することで、初めて「自分の道徳性の高さ」を喧伝できる。ボクのように「悪いが、それでも犯罪ではないだろう」などという偏屈者は、道徳的に信頼に値しない。...

Wed Apr 24, 2024 23:51
EVよりもICEのほうが売れている

こんにちは。   ホンダのwv-rというクルマが売れている。   http:// https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1586275.html   これって、つまりはEVの反動みたいな感じだ。HV、さらにはEVにすれば、モーターと電池の分だけ、どんどんと値段が上がる。それに比べると、何もつけない素のエンジンなら、かなり安く作れるというものを、実際に消費者が指示しているということ。   うーん、つまりガソリンというランニングコストが若干高くても、人々は初期投資の小さな普通のガソリン車を求めているのだ。これが環境に良いか、あるいは究極的に消費者利益になっているかはさておき、それはそれで一つの合理的な選択だ。   ...

Wed Apr 24, 2024 22:49
いただき女子は何の罪?

こんにちは。   今日のニュースに、「いただき女子リリちゃん」が9年の有罪判決を受けたという話があった。   www.youtube.com   簡単に言えば、「若い女性が恋愛関係を装って、生活困窮についての嘘をついて、おじさんから金を引き出した」という話で、これを「詐欺」としている。さらに、そのマニュアルを他の女性に売ったことが、「詐欺幇助」の罪に問われたというものだ。   別段の興味もなく聞いていたが、ちょっと考えてみるなら、これは明らかにおかしな判決だ。リリちゃんが相手の男に対して「どういう事情で経済的に困っているのか」の説明を偽っても、詐欺の構成要件である「男が金を与える」という認識そのものは、被害者とされる男に存在していた。金銭贈与の「理由」というのは、動機の錯誤であり、日本の刑法では詐欺罪を構成しない(はずだ)。...

Wed Apr 24, 2024 22:49
「知能=IQ」という日本教育のタブー

こんにちは。   娘のYouTubeを参考にして、高須幹弥のサイトを見てみた。彼はさすがに医学を学んだだけあって、大まかに正しい。   www.youtube.com   残念だが、人間の知的能力には差があって、そのことを公言できるのは医師の資格を持つ人達だけだ。彼らは犯罪者その他の知能検査で、どの程度、犯罪者が「避けられない、仕方がなかったのか」を判定する役割を法的な制度の枠組みでも担っているからだ。   当たり前だが、生まれつきIQの高い個人は、野球で「運動神経の良い個人」と同じような意味を持つ。努力である程度は補えるが、すべてではないだろう。   こういうことは「発言してはならない」ことになっていることそのものがおかしいし、残念だ。こういう真実を無視しては、(所得の不平等の矯正などという)マトモな政策ができるわけがない。...

Fri Apr 19, 2024 19:28
きみのお金は誰のため

こんにちは。   今日は『』を読んでみました。普通、こういうベストセラーってあんまり感心しないものがほとんどなんですが、これは良い! 社会・経済は人々の贈与、それは形としては金銭を通じた交換であるということがはっきりと書かれていますね。   きみのお金は誰のため: ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」 作者:田内 学 Audible Amazon   おそらく一番良い指摘は、「僕たち」という概念が、通貨を通じた交換だと認識するとひじょうに狭く感じられる反面、「贈与」であるというふうに考えるなら、はるかに広くなって、社会全般を友好的に捉えられるという点にあるでしょう。     (では、なぜこうした認識論的な相違が生じるのかについても、いつか書いてもらいたいのですが、おそらくそれは人々が望むことでも、面白がることでもないのだろうけれども。)...

Tue Apr 16, 2024 11:44
山崎元さん

こんにちは。   今日は近所の書店+スタバにて山崎元さんの『息子への手紙』を読んだ。僕は1995年に大人かつおそらく十分な経済学の知識を持ってと帰国してから、いろいろな「経済評論家」の本を読んできた。そのなかで唯一人にオススメできるのは、この人の投資法だ。実際、昔書いた本でも、彼の文章を引用しているはず。     経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについて 作者:山崎元 Gakken Amazon     要するに、投資法としては、「それなりの収入割合をオルカン一本で投資をして、必要だと感じたときに売って生活資金にする」というだけ。   他にも「資本主義の仕組み」や「幸福論」などの著者の世界観が書いてある。僕も資本主義の仕組みについては完全に同意。要するに、サラリーマンの「リスクを極端に回避する」という人生戦略では、人生を「機嫌よく」生きることは難しいということ。早いうちにスタートアップに関与するか、「取替のきかない」特殊な知識を持つビジネスマンになるか、の2択だということだ。...

Wed Mar 13, 2024 09:42

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